あふれだす部屋(住人:たもん)
  
2003/09/16  キャバクラって、何が楽しいんだろうなぁ・・・といつも思う。

 私は物を買う仕事をしている関係上、やっぱり取引先の営業マンに連れられて女の子のいる店に行く機会もある。
 しかしまぁ、俺はやっぱりどうしてもあの雰囲気にはなじめないのだ。女の子の態度に、どうしても「商売だから相手している」って感じがしてなぁ。あの白々しさのほうにどうしても意識が行ってしまい、何を話していても「あぁ、この子は俺の話に合わせてくれているんだなぁ」と冷静に見てしまう。

 特に、日本人の女の子の店ならまだいいんだけど、フィリピン、タイ、東欧やロシアあたりの女の子の店になるといよいよダメで、「あぁこの子は国の家族のために異国で一人こんな仕事をしているんだなぁ」という方向に考えが行ってしまい、会話といえば「国に手紙や電話はしているのか」だの「兄弟はいるのか」だの「どんな客が嫌か」だといった湿っぽい質問ばかりしてしまう。
 まぁ、しかし曲がりなりにもプロとして男を楽しませる仕事をしている人に対して、そんなことを気遣うのは余計なお世話であって、逆に失礼かとも思う。俺のライブに来た人が、俺の身の上を心配するようなもんだ。そんなヒマあったらもっとライブで暴れてくれと俺は思うだろう。
 (会社の金だが)金を払って楽しむために来てるんだから、その場は深く考えずに心から楽しんで、たくさんの金を落としていくのが真の礼儀なのかもしれないとも思う。

・・・前置きが長くなった。

そんなわけで俺はキャバクラに連れて行かれると、女の子との会話そっちのけで、自然といつもカラオケのほうに専念することになる。キャバクラの店のキャパは狭いところなら10人もいれば満杯、多くても30人はいない。これくらいの人数であれば、赤の他人でも俺の歌声で盛り上げ、場を一つにまとめることは十分可能である。
 客のオッサンと店の女の子のしらじらしい会話。そこには心のつながりなど何も無い。でも俺が歌を歌い、それを面白いなと思ったオッサンが俺に笑顔で振り向いてくれる。俺はオッサンのところに寄っていって歌いながら握手を求める。大人の嘘が渦巻く店の中で、その時の握手だけは本当の心のつながりなのだ。

ただし、赤の他人の心を動かす歌というのはそれなりに工夫は必要である。店の空気を読んで、元気な曲にすべきかバラードにすべきかを考え、時に語りを入れたり踊りを入れたり、そして何より心を込めて歌う。はっきり言って自分のライブの時のほうがよほど気楽だが、そんなに悪い気分ではない。

キャバクラのカラオケでも、その場を歌声で支配することは十分可能である。
それは、ライブハウスで観客を支配することと何ら変わりは無い。


2003/08/20 絶対に他人と同じテーマでは歌うまい、と思ってた。

当時は「日本男児としての誇りをもう一度再確認しようぜみんな!!」っていう気持ちを込めて「侍」って曲の歌詞を書いたんだけど、なんか最近「和テイスト」が流行して、猫も杓子も漢字Tシャツなんぞ着て歩くようになっちまったんで、すっかり陳腐になってしまったよ「侍」の歌詞。とほほ。

「侍」というコンセプト自体、似たような趣旨の歌がすでに何十個も日本中で作られているにちがいあるまい。たとえばラップで侍魂なんかについて歌ったら、いかにも主義主張ありげでカッコよいであろうなぁ・・・

てなわけで、俺は今後しばらくの間和風をイメージした曲は作ることはないだろうけど、今度は逆に「外国人が抱く誤った日本観」を日本人がマジメに歌ったら面白いだろうな〜とは思うので、いつかやるかもしれない。ホラEuropeのあの曲みたいな感じでさ。
  
2003/08/20 別に音楽で食っていきたいとは思っていないが、正直言ってバンドの価値は「このバンドにいくらまでなら金を払ってもいいか」で決まると思うし、バンドをやってる以上、やっぱり金を取れるバンドになりたいと思う。
面白いバンド、うまいバンドは世の中にごまんといる。でも、金払ってもう一度聞きたいと思うバンドはそれこそ一握りしかいない。タイアップしてレコード会社が大々的に宣伝してもいまいち売れない曲だってたくさんあるんだから、演奏で金を取るってのは本当に難しいことだと思う。

たくさん金を稼ぐバンドが必ずしもいいバンドではないし、売れなくてもいいバンドはあるんだろうけど、でもミュージシャンはサービス業であって、客を楽しませたり、夢を見させたりしてお金を得る作業だってことを忘れたくはないなぁと思うわけだ。

これは友達が言ってた事の受け売りなんだけど、なんでロックミュージシャンって、金払ってくれる客に大して「俺の音楽を理解しないやつは聞かなくていい」みたいな感じで態度でかいんだろうな。
金払ってんのは観客で、金もらって生活してんのはミュージシャンなんだぞ?

  
2003/08/20 音楽関係の話を熱く書く場所が欲しかったので、たけやの裏部屋をそのままコピーして居住開始。
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